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ほとんどモノがなくなった姑の家の中で

私と姑はたいして会話する事もなく

姑は一階の仏壇だけが残された和室で

一人で本を読んだりしていて、

私は気を紛らわすために出かけたり

姑の家に居る時は、二階の何もない部屋で

一人でテレビなどを観て過ごしていました。

それでも別々に暮らす主人の事が気になり

毎日、午後に自分の家に戻って

家の中に変化がないか、主人の生活の様子を

監視することに決めたのでした。

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別々に暮らす主人の浮気を疑うようになってからというもの

一緒に暮らす姑に対して、私はだんだんイライラするように

なっていきました。

この家であなたの世話をしている間に

主人の心が私から離れていった。そんなふうに思えたのです。

かつてゴミ屋敷だった姑の家は今や一階も二階も

まるで空家のようにモノがない空間が広がっていました。

「アンタにはそのうち罰が当たるだろう」

毎日のように姑が独り言のように私に向かって呟く

その言葉が今、姑の予言のように思えてなりませんでした。

姑が長い間、溜めこんでいた物は、たとえそれが

もう使わないガラクタであったとしても

姑にとっては大切な思い出の品であったのかも知れません。

それを私はすべてゴミとして処分してしまったのです。

私にこれからどんな罰が当たるというのか

私は姑の予言に恐れを抱いていたのでした。

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姑がなにげなく放った言葉は、私の心を射抜きました。

「アンタ自身が処分されないように気をつけなさい」

それは、姑の家にある色々なモノを勝手に処分した私に対する

恨み節であったのかも知れません。

モノを大切にしない人間は、いつか罰が当って

自分がガラクタのように処分されるのよと言いたかったのかも知れません。

でも実際、私は主人から処分されようとしている

気がしていたのです。

私をいつまでも姑の家に留めておこうとする主人。

もしかしたら、主人は浮気してるのかも知れない。

そんなふうに感じ始めていたのです。

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主人から非情な通告を受けて、私は無期限で

姑の家で姑と二人で暮らすことになってしまいました。

主人はどうして私を家に戻してくれないのか。

もしかしたら姑のためではなく、主人自身のなんらかの

都合によるものではないのか、そんな疑念が深まり

私の心の中はざわつき始めたのです。

そして、そのざわつきを鎮めるために

姑の家に残るガラクタを次々と処分していったのでした。

そんな時でした。

姑と二人で食事をしていると姑が何気なく言ったのです。

「アンタ、私の家の物を随分と処分してくれたけど、

今度はアンタ自身が処分されないように気をつけなさい」

その時の私には姑の言葉の意味がなんとなく分かったのです。

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姑のゴミ屋敷が大きな変貌を遂げた頃

主人が久しぶりに姑の家に訪ねてきました。

モノがほとんどなくなってしまった部屋の様子を見て

主人もさすがに驚きを隠せない様子で

よくここまで整理してくれたと私を褒めてくれたのです。

姑の体の調子もだいぶ普通になってきていたので

もうこれで私も自分の家に戻っていいでしょ?と

主人に問いかけると、主人はしばらく黙って考え込んだあと

「すまない、当分この家に居てくれないか」

とバッサリと私の意見を切り捨てたのです。

それは、私自身がゴミのように処分されたような

感じでした。

「どうしてまだここで暮らさないといけないの?」

そう問いかけても主人は言葉を濁すだけで

答えを返してはくれなかったのです。

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